「ひふみプラス」を売却

1. 「ひふみプラス」を売却しました

2017年からコツコツと積み立てていた「ひふみプラス」を、2025年2月に売却しました。投資自体は2017年~2023年まで月に1800円~7200円ぐらい積み立てていましたが、新NISA開始と同時に積立はストップしていました。

約8年間の運用で最終的な利益は +46%。悪くはない数字ですが、生活防衛資金が不足している現在、
現金比率を増やしたい
日本株への期待が薄れている
米国高配当株へのシフトを進めたい
という結論に至り、ひふみプラス売却を決断しました

2. ひふみ投信を売却した3つの理由

① 現金の確保

2024年後半から2025年にかけて、私はビットコインを積極的に買い増しました。そのせいで、11月から1月にかけて投資に資金を多く使いすぎたため、2月は 現金不足 に…。

そこで、「ひふみプラスを売却して、現金&スポット買い資金を確保しよう」と考えました。
売却後の手元資金は約 30万円。この資金を活用し、生活防衛資金への補填と米国高配当株やETFを買い増し ます。

今後の投資予定
米国高配当バリュー株&ETF(SPYD、SCHD) → 長期保有&配当収入狙い

② 日本株に対する将来性への不安

ひふみプラスは、日本の中小型株を中心に投資するアクティブファンド。
成長力のある銘柄を積極的に組み入れてくれるのは魅力ですが、
「そもそも日本市場全体の成長余地はどれくらいあるのか?」と考えたとき、不安が大きくなりました。

📉 日本株への懸念点

  • 少子高齢化 → 労働力不足、消費減少
  • 経済成長の鈍化 → 賃金上昇が遅く、企業の成長スピードも低い
  • 円安リスク → 海外資産の方がパフォーマンスが良い

実際、8年間積み立てた「ひふみプラス」のリターンは +46%(年平均5%程度)。
一方、同じ期間の たわらノーロード先進国は2倍以上 に成長しています。

「長期的に資産を増やしたいなら、やはり米国株中心にするべき」と判断しました。楽天証券内でのファンドスコアも気づけば最低の星1になっていたのも売却を決心した理由の一つです。

③ 日本株への投資は「円資産の保有」で十分

私は日本円を生活防衛資金として一定額キープしており、これが「日本への投資」と考えています。
現金は円資産 → 生活費や緊急時の資金
投資は外貨中心 → 米国株・ETFで運用

日本株を持たなくても、円高時には円資産の価値が上がる
逆に、円安時には外貨資産の価値が上がる

このバランスを考えると、日本株にこだわる必要はなく、「投資は外貨中心にする方がリスク分散になる」と思いました。

3. 売却後の資金の使い道

売却後の 約30万円 は、生活防衛資金への補填と高配当株&ETFのスポット買いに活用予定。

📌 購入候補

  • SCHD(増配率が高いETF)
  • TROW(Tロウ・プライス・グループ) → 投資運用 & ファンド運営会社、高配当+増配期待

📈 高配当株へのシフトで、長期的な配当収入の増加を狙う


4. ひふみプラスを売却して感じたこと

ひふみ投信は、日本株アクティブファンドとしては優秀な部類ですが、8年間積み立てた結果を振り返ると、
「このリターンならS&P500や米国高配当ETFの方が良かったかも?」と正直思いました。

売却して思ったのは、
長期投資でも定期的に見直しが必要
「一度買ったらずっと持ち続ける」が正解ではない

投資環境や自分の資産状況に合わせて、戦略を変えていくことが大切 だと改めて実感しました。


5. まとめ

ひふみ投信を売却した理由
生活防衛資金&追加投資資金を確保するため(スポット買い資金)
日本株の成長性に不安を感じたため(少子高齢化の影響)
外貨資産を増やしたいと考えたため(円資産は生活費で十分)

売却後の資金の使い道
米国高配当株・ETFの買い増し(SCHD・TROWなど)

「ひふみプラス」は悪い投資先ではありませんが、8年で+46%のリターンは微妙
これを機に日本株の比率を減らし、より安定した収益を狙える米国高配当株にシフトしていきます

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この記事を書いた人

都内在住1人暮らしアラサーOL/インカムゲイン/日記/ふるさと納税/米国個別株/配当金/投資信託/貯金/食事/サイト運営8か月目突入
Twitter→@tsuyukisaki

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