2025年1月27日、ビットコインの価格が心理的節目である10万ドルを割り込み、一時9万9000ドル台まで下落しました。今回の下落は、FOMC(アメリカ連邦公開市場委員会)を控えた利益確定売りや、アメリカのテクノロジーセクターに対する不安感が主な要因とされています。
今回の下落で私自身の資産にも影響大。なぜなら保有資産の90%が仮想通貨だからです。保有している仮想通貨の評価額が1日で約160万円下落するという体験したくない経験を積むことになりました。が、意外にも動揺せずに受け止めることができました、保有年数8年以上でビットコインのボラティリティに慣れたのかもしれませんね。今回は下落要因についてまとめてみました
今回の下落の背景
1. FOMC前の利益確定売り
市場では、1月28日から始まるFOMCでの利下げの可能性が低いとの見方が広がっています。これにより、投資家たちはリスク資産への資金投入を控え、ビットコインの利益確定売りが加速しました。
2. テクノロジーセクターへの不安
中国のAI企業「DeepSeek」が発表した新技術が、アメリカのAI企業の競争力に疑問を投げかけています。この影響でアメリカの株式市場が下落し、ビットコインも連動して売りが進みました。特に、S&P500やナスダック100の先物が最大2.15%下落する中で、暗号資産市場にも波及しました。
3. 短期的なポジション調整
トレーダーたちは、1月27日にかけて9万5000ドルの行使価格のオプション取引を増やしており、これはさらなる下落を見越した動きと言えます。
特にDeepSeekの影響が大きいらしいね。そのせいか「DeepSeekショック」というワードもSNSで見かけるわ
DeepSeekはアメリカのAI分野への影響が大きいとは思っていたけれど、仮想通貨の値動きにも影響がでるとは思わなかったね。おなじジャンルと考える人が多かったのかな
私が経験した160万円の下落
今回の下落により、私が保有する仮想通貨全体の評価額が1日で約160万円下落しました。過去に何度も大きな価格変動を経験してきたとはいえ、これほど短期間で大きな損失を目の当たりにすると、少しは心がざわつきます。
だいたい下落した日は職場の入り口でため息をついていますが、ビットコインについては将来的に上がると思っているので気にせず放置です。むしろこの下落で買い増すためのお金がないことの方がモヤモヤしました。今までの私なら、お金があったら今回の下落で絶対に買い増していましたね
今回の下落をどう捉えるべきか?
1. ボラティリティはビットコインの宿命
ビットコインはその価格変動の大きさが特徴であり、10万ドルから9万9000ドルへの下落も特に珍しいことではありません。過去の経験から、こうした変動は長期的な成長の中で繰り返されるものであると理解しています。
2. 長期投資の重要性
今回のような急落があっても、ビットコインの本質的な価値や将来性を損なうわけではありません。私は長期的な視点でビットコインを見ており、短期的な動きに惑わされることなく、これまで通り運用を続けていくつもりです。
3. 下落時こそ投資スタンスを見直すチャンス
今回の急落は、改めて自分の投資スタンスを確認する機会となりました。ビットコインの保有比率が全資産の大半を占めているため、今後はリスク分散を検討する必要があるかもしれません。
まとめ
今回のビットコイン10万ドル割れで1日で160万円の評価額が下がるという経験をしましたが、正直、「またか」と思ってしまった自分がいます。2018年頃の私なら、こんな下落が起きるたびに仕事が手につかないほどショックを受けていたでしょう。今ではビットコインの激しい波にすっかり慣れてしまい、「これも投資の風物詩」と冷静に受け止めるようになった気がします。
もちろん160万円の下落は決して小さな額ではありません。数字を見たときは「痛いな」と思いましたが、それが今後の運用方針を揺るがすほどの衝撃ではありませんでした。むしろ「また上がるときが来るだろう」と自然に思えた自分に、感覚がマヒしているか、もしくは成長をしたのだろうと思いました。
とはいえ今回の下落で改めて思ったのは、やっぱり資産のリスク分散は大事だなということ。ビットコインの割合が高い私のポートフォリオ、もう少しバランスを整えるべきかもしれません。今年は米国株高配当株を増やそうと思っているのでリスク分散に力を入れたいと思います
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