NFT販売に一か月挑戦した結果

2023年7月16日

みなさんNFTってご存じですか？正直わたしの周囲で話題にNFTについて話題にしている人は０だったので、まだまだマイナージャンルな存在のNFTですが仮想通貨を持っている人なら知っている人が多いのかな？

今日は、今更NFT販売をスタートして一か月経過した結果報告と感想を記事にしてみました。

NFT販売に興味ある人にとって参考になれば幸いです！

NFTって何なの？

そもそもNFTとは？から説明したいと思います

NFT（ノン・ファンギブル・トークン）は、ある種のデジタルの「コレクターアイテム」のようなものです。例えば、あなたが美術館で一点ものの絵を買ったとします。その絵は唯一無二のもので、他の何ものとも交換できない価値がありますよね。NFTも同じで、それぞれが独自のデジタル情報を持ち、その所有権がブロックチェーンという技術を使って証明されています。このブロックチェーンとは、一言で言うと改ざんできないデータの記録帳のようなものです。この技術の登場により、デジタルアートや音楽、映像などのコンテンツが独自の価値を持ち、売買されるようになりました。最近では、これらのNFTが何百万ドルという価格で取引されることもあるため、注目を浴びています。

つゆき

だけど価値が仮想通貨とめちゃくちゃ連動しているから、一時期の勢いがそがれているわ

OpenSeaでのNFT販売挑戦

OpenSeaは、NFTを売買できる最大のマーケットプレイスです。そのため、自作のイラストをNFTとして出品するためには、このプラットフォームを活用するのが一般的となっています。OpenSeaでは、あらゆる種類のNFTが取引されており、デジタルアート、音楽、ドメイン名、仮想世界の土地、そして、スポーツやエンターテイメントのコレクティブルなど、さまざまなジャンルのコンテンツが見つけることができます。

私がNFT販売に挑戦した際には、まず、MetaMaskというウォレットを設定し、ETHで取引できるようにしました。次に、OpenSeaにログインして自作のイラストをアップロードし、それをNFTとして出品しました。

つゆき

ETHは元々ビットフライヤーで購入したものがあったから、一部をメタマスクに移動しました

狼

仮想通貨を持っていない人は①仮想通貨取引所に登録②ETHかMATICを購入③メタマスク登録④メタマスクに仮想通貨入金⑤OpenSeaに登録⑥OpenSeaとメタマスクを連動　しないといけないから、１からスタートするハードルが高いのがNFT販売のネックだね

そして販売結果についてですが、

・・・1か月経っても１つも売れませんでした！！（泣

インスタでの宣伝活動と詐欺への警戒

NFTの販売を成功させるためには、作品自体の価値だけでなく、その宣伝活動も重要となります。そのため、私は自作のNFTを新しくアカウントを作成してインスタグラムで宣伝しました。しかーし、結果としてフォロワーも伸びずそこから販売につながることはありませんでした。むしろ詐欺的なメッセージとお金を払えばプロモーションするといった営業のメッセージしかきません。詐欺者からのメッセージは一見すると、本当に興味を持っているように見えますが、よく見ると、怪しいリンクを踏ませようとするメッセージばかりで注意が必要です。

詐欺メッセージの一例

いろんな詐欺のメッセージを受け取りましたが、一番巧妙だったのが下記のやり取りです

詐欺師：あなたの作品は素晴らしい！！！ぜひ購入したいのでOpenSeaのURLを教えてください

私：コメントありがとうございます。下記URLにコレクションがあります　https://～

詐欺師：あなたのコレクションを購入しようとするとエラーとなります、このようなことは過去にありましたか？（スクショ付のメッセージ）

私：そのような事例はありません

詐欺師：安心してください、このようなエラーはよくあることです。ちなみにウォレットで分散型アプリや Dapp を使用していますか?

私：私はメタマスクを使用しています

詐欺師：Dapp中心ではないメタマスクではこのようなエラーが多発しています、私も利用している××がおススメです。http://～　

以上がやりとりでした。リンクを踏ませて乗っ取りが目的でしたね。この詐欺は手が込んでいて購入画面のスクショまで送ってきているので信じてしまいそうですね。

つゆき

ちなみに日本語で書いていますが、メッセージは基本的に英語です。日本語で取り交わしたことは１度もありません。

狼

プロモの勧誘と詐欺ばかりのメッセージに疲れちゃうね。プロフにURLを載せているのにOpenSeaのURLを送ってください、というメッセージも結構あったし。プロフみていない人は多いのかも

これからどうする？

この一連の経験から、「NFT販売は詐欺の巣窟」という印象を持つことになりました。しかしながら、一つでも作品が売れれば、その収益は大きいという面もあります。そのため詐欺に対する警戒心を持ちつつ、NFT販売はこれからも続けてみることにしました。

この一か月で学んだことは、NFT販売に必要な技術やマーケティングのスキル、そして自己防衛の方法など多岐にわたります。これからも、この経験を活かしてNFT販売に挑戦していこうと思います。なぜなら、まだ新しい世界であるNFT市場において、成功するためには時間と努力が必要と感じています。たった一か月程度では知名度もありませんしね

また、NFT販売に関しては、これからも試行錯誤を続けながら、成功のヒントを見つけていくつもりです。たとえば、どのような作品が市場で受け入れられやすいのか、どのような宣伝方法が効果的なのか、どのように詐欺から身を守るべきなのかなど、継続的に学びを深めていきます。

以上が、私がNFT販売に一か月間挑戦した結果、そしてその経験から得た学びと今後の展望についての記事でした。NFTの世界はまだまだ未知数ですが、新しい分野として学んでいこうと思います